昨夜は『おやすみ工房』お聴きくださりありがとうございます!
昨夜は2022年版、新しいスタイルで『おやすみ工房』をお届けしました。
今年の『おやすみ工房』はせっかくいただいたワードをもっと大切に捉えて丁寧に曲を作ることを大切にと考えて新しいスタイルにしました。
さて!
これまでは限られた時間という壁があり、その時間を気にして曲作りをしていた。
しかしこれはどうなんだろう?
この疑問は以前から抱いていた。
音楽は競技ではない。
それにせっかくいただいたワード。
そしてオンエアーバージョンからアレンジバージョンを作るまでに歌詞、メロディー、コードの修正などしていた。
確かにこれも面白いと言えば面白い。
そこで木村ともこの年末年始に話し合ったのだが、限られた時間内に作るスタイルは2021年で終わらせようという結論に至った。
やはり慌てて作るという作業は音楽には必要ないというのが結論だ。
せっかくいただいたワードも時間をかけて考えると色んな事が思い浮かぶ。
その考える時間をしっかり取ることの方が大切だと判断した。
それによって言葉に合ったメロディーも更に浮かぶ。
そして!
その代わりと言ってはなんだが、その曲をラジオで公開する時にはオケも作って公開しようと決めた。
これは木村の意見もあってのことだ。
出来た曲を一緒にアレンジすることで、一体感が生まれると思う。
ギター1本などのバージョンはその後に出来ることなので、最初からアレンジしたいと木村が言った。
彼にとっては大変な作業なのだが、これが本来の音楽を作るスタイルだと思うので私も賛成した。
そして臨んだ今回の新しい『おやすみ工房』。
私は良かったと思う。
実は今回、私の友人がくれたワードがこの曲の大きなテーマを決めた。
ワードは「臨時列車」なのだが、彼がこのワードをくれた時に聞いた話がある。
彼は益田市(島根県)出身で、昨年お母様を亡くされた。
高齢とはいえ、母を亡くすというのはとても辛い。
コロナ禍ということもあり、帰省も思っていたように出来なかったそうだ。
そして一昨年前にお母様に渡した簡単なスマホも結局は使わずじまい。
LINEでやり取りしようと帰省した時に準備してみたが使わずじまい。
こんな話しを聞いた。
それを木村に伝えた。
そして生まれたセレナーデが「帰ろう」。
後は番組の内容の通りなのだが、木村もこの話しを聞いて相当考えたと言っていた。
そしてピアノを使ってじっくり作ったメロディーとアレンジ。
今年最初のセレナーデとしては重いが良かった。
ワードを送ってくれた私の友人もとても喜んでくれた。
こんな経緯も絡んでの今回の新しい『おやすみ工房』だった。
これからも曲をしっかり作って臨む『おやすみ工房』。
皆様からいただいたワードをより深く考えて曲を作りたいと思います。
ワードお待ちしております。
戸倉
◇今後のセレナーデの公開について
おやすみ工房ギャラリーサイトにて公開している作品(オンエアー・バージョンとアレンジ・バージョン)は今後は『2022作品』という新しいページを作って公開します。
そこでは歌の録り直し、アレンジ変更などすれば、新しいバージョンに随時更新します。
より作品を楽しんでいただけるようになります!
まずは「帰ろう」お聴きください!
『2022作品』は以下のURLより!
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