昨夜はおやすみ工房をお聴きくださりありがとうございました。
昨夜はりかが一人でオンエアーするという記念すべきおやすみ工房でした。
2020年10月に始まったおやすみ工房。
あの頃を思えば今回りかが一人でオンエアーするなど想像もつきませんでした。
あの頃は番組の中でどうすればいいのか分からないりかが誰の目にも映ったと思います。
自分でも言っているように引っ込み思案な様子は、私たちスタッフにはより見えていたので、正直なところこの先どうなるのかと不安を抱いていた時期もありました。
そういうりかを変えていく。
木村と天埜が上手にりかを誘導したと思います。
そしてりかはそれにしっかり着いていった。
だから今回のオンエアーが実現出来た!
まさにそうだと思います。
そしてりかの勇気を讃えたいと思います。
さて、人は変われる。
それをりかが見せてくれた。
しかしそこにはりかの努力があったからだ。
木村と天埜は正反対。
木村は何も考えずに番組を作り上げていく。
天埜は原稿などしっかり準備して手堅く番組を作り上げていく。
りかは後者の天埜のスタイルを選んだから出来た。
木村は作詞作曲編曲と、音楽も知り尽くしている。
私達も彼の引き出しの多さには驚かされる。
しかしそんな彼を真似する事はとても危険だ。
そしてもうひとつ。
彼は考えてないようで考えている。
それは四六時中だ。
恐らく寝ている時も。
彼は知らない人からすれば掴みどころが無いように見える時もある。
それは当たり前だ。
彼は周りにどう映るかなど考えていない。
絶えず自分の中の発掘者と向き合っていて絶えず何かを探して何かを作って生きている。
木村をまともに捉えようとしても絶対に無理。
それが彼から生まれてくる曲が何よりの証拠だ。
木村の作品を改めて聴いて欲しい。
特に今日、1月22日、この「金曜日の日記」を公開した日の夕方の「夕焼け工房」で木村が結城ひろしに書いた「旅役者」という曲を聴いて欲しい。
昨夜生まれた「神様の意地悪」のメロディーを作った人から生まれたとは思えない。
だからあえて言う。
木村を真似するものでは無い。
それより天埜のやり方を真似たりかは正解だった。
昨年末の天埜が一人で届けたおやすみ工房。
曲順から何から何までよく考えて構成されていた。
これが当たり前のことだ。
しかしオンエアーに備えてしっかり準備をする努力は相当なものだと思う。
これに関しては四六時中考えていたと思う。
その天埜が今回は付きっきりで収録したそうだが、りかはいい道を選んでくれたと思う。
何よりりかのいろんな話が聞けた。
そうか、そんなことがあったのか。
そんなことを考えていたのか。
聴いていて楽しかった。
そしてつくづく思った。
どの曲もいい!
りかにはこれらの曲が背景にある。
りかはこれらの曲を武器に出来る。
しっかりりかが番組を続けていけるだけの材料も揃っている。
「りかの時間」などりかの個人的な音楽活動にこのおやすみ工房の50曲近い楽曲が加わったのだからりかにすればネタは尽きないだろう。
そういう意味でもこのおやすみ工房の残した足跡は素晴らしい。
これでりかのレールはしっかり敷けた。
来月から第3週目はりかが担当する。
回を重ねる毎に何が生まれていくか?
皆様と一緒に楽しみに聴いていきたい。
そして昨夜生まれた「神様の意地悪」。
木村がまた違う世界を開いた。
彼か選んだメロディー、今回は改めてスゴいと思った。
私は「昔彼と出会った」の次の「ブラウン管の中~」のここのメロディー、Emaj9のところがとても好きだ。
ちょっと解説するが、彼に聞いたここのコード進行。(keyがB)
F#m7→Emaj9→C#m7→Bmaj7出来ているAメロ。
そしてこの部分。
「でも日に日に惹かれていく私
どこにいても彼のこと彼のことで彼のことでで頭がいっぱい
この想いどうすればいいの」
同じコード進行のままで盛り上げて展開していく。
昨年末に木村と話しをした時に、おやすみ工房もバージョンアップするが自分ももっと勉強してバージョンアップしますと言っていた。
最近はピアノを使って曲をつけている。
それがとても景色を広げたようだ。
さて、2022年のおやすみ工房は他にもいろいろバージョンアップしています。
☆おやすみ工房ギャラリー・サイト2022年ページ
前回にも述べましたが、楽曲の公開の仕方。
これまでのオンエアー・バージョン、アレンジ・バージョンはありません。
ギャラリー・サイトの2022年のページで放送後に公開しますが、その公開した曲もバージョンアップします。
歌を歌い直しました。
コーラスを入れました。
アレンジを変えました。
などその曲を絶えずバージョンアップする。
これも新しいおやすみ工房です。
最後に、コロナ禍、とんでもない状況になっています。
政府の対策、まん延防止、私たちは何を求めているのだろう?
賛否両論あって当たり前ですが、ネタを作るためにはどうにでも転ぶメディア、マスコミには目に余るものがあることも多々。
国や地方が打ち出す対策より今は人それぞれの対策を自分で打たなければならないのでは?
今、人、自分が問われているとつくづく思う。
私もまもなく古希。
平和な国で平和ボケしていたものだと思い知らされた。
すぐ近くにフンガトンガフンガハアパイがあって一瞬にして吹き飛ばされてしまう可能性もある地球生活。
足元をもう一度見てみよう。
戸倉
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