2022/2/4「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」生まれました!

金曜日の日記

昨夜はおやすみ工房をお聴き下さりありがとうございました。

昨夜は木村菜緒が歌詞を書いてセレナーデが生まれました。

その曲は「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」。

相変わらず木村菜緒がなんとも言えないメロディーを付けました。

そしてりかがまたこの歌にピッタリないい歌を聴かせてくれました。

この曲はおやすみ工房のギャラリーサイトでお聴き下さい。

おやすみ工房ギャラリーサイト

2022アレンジ作品

さて、昨夜はちょっと感動した夜を迎えました。

この曲のワードのひとつ、「鉄橋を渡る電車」をくれた風太くんと一緒にラジオを聴きました。

この風太くん、東京から移住して来た。

仕事の関係で知り合った家族の次男坊だ。

そして昨年の11月より私がギターを教えている。

音楽が本当に好きでギターも一生懸命練習し、もう「F」もクリア!

サイズの小さいギターだが、簡単にクリアしたのには驚いた。

そして風太くんといろいろ話すようにもなり、おやすみ工房にワードを送ろうという事になった!

そして彼が出したワードがこの「鉄橋を渡る電車」だった。

彼は多摩川を渡る電車をよく見ていたそうだ。

そして鉄橋を渡る電車が見たいそうだ。

だからこのワードは素直な彼の心から飛び出して来たワードだった。

そして聞いてみたところ、その鉄橋は東急東横線の多摩川橋梁だそうだ。

そこを走る電車を毎日見ていたそうだ。

そして今岐阜県の山奥へ。

たしかに電車は走っていない。

京都にいた私もしばらく電車を見ていない事に気づいた。

たしかに子供にとって鉄橋を渡る電車を見るのは楽しみのひとつ。
特に男の子は。

ラジオで木村が話していたように、鉄橋を渡る電車には人それぞれの思い出があるように思う。

そのような経緯でこの度のワードをおやすみ工房に送ったのだが、木村がこの風太くんに応えようと努力をしてくれたおかげで「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」という素敵な曲が生まれた。

木村が言うにはもうひとつのワード、「ペンネーム」が大きなヒントになったという。

この「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」を聴いた風太くん。

最初はキョトンとしていたが、自分の名前をラジオで読まれたことで、この現実に少しずつ気づいてきたのか、しっかり聴き入っていた。

そして今回は特別にこの歌詞を番組終了後に渡した。

そしてこれも今回は特別で、スマホにもダウンロード出来るようにして、風太くんがいつでも聴けるようにした。

そして今朝だ!
風太くんのお母さんから電話が!

「風太がラジオで僕の名前を読んでくれているのをもう一度聴きたいというのですが聴けますか?」

と!

たしかにと思った。

子供にとってはラジオで自分の名前を読まれることの方が嬉しかったのだろうと思った。

そしてこれも今回特別にオンエアーのファイルを聴けるようにした。

子供は自分の名前を呼ばれた事に!
そして周りの大人たちは「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」が生まれた事に感動していた!

私としては風太くんにいい思い出を作ってあげれたと喜んでいたのだが、周りの大人たちがこのドラマチックな出来事に感動していることがまた嬉しかった。

ひとつのワードが歌になる。
この現実が様々な喜びを生む。

音楽って素敵だなと改めて思った瞬間だった。

そこで早速、ありがたいことに風太くんのお母さんがおやすみ工房の『プライベート・プレイリスト・ギャラリー』に掲載したいとの事でメッセージをいただいた。

その風太くんのお母さんのプレイリストは下記URLよりご覧ください!

もうすぐ電車が鉄橋を渡る!
私の子供が送ったワードが歌になりました。その歌は「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」です。このプレイリストの1曲目の歌です。とても素敵な歌です。東京から山奥に移住して初めて気づきました。子供が鉄橋を渡る電車を見たいこと。そんなこと全く思ってもいませ

この様な感動的な夜になった昨夜のおやすみ工房。

これ以上私が言うこともありませんが最後に。

私の周辺には東京から移住して来られた家族がけっこうおられる。

私も京都から来たのだが、私の子供たちはもう手が離れているのでいいが、子供さんと共に移住して来られた方々はよく決断されたと思う。

しかしこういう声を多く聞く。

「子供が元気になった」
「外で走り回ってる」
「ゲーム機が遠のいている」
「虫をつかまえて遊ぶ」
などなど。

そしてお父さんやお母さんからも、
「移住してよかった」
と。

コロナ禍だからこそ気付かされる大切なもの。

それを私も見たように思う。

しかし鉄橋を渡る電車。
私も久しぶりに見たい。
桂川を渡る阪急電車を。

戸倉

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