戸倉がお届けするおやすみ工房 のブログ〝 金曜日の日記〟!
昨夜は〝 おやすみ工房〟お聴きくださりありがとうございました。
7月の作品、
「風の匂い」
「実家は近くの方がいい」
「可愛いがったってな」
そして2020年の作品、
「くりひろいにいこう」
以上4曲をアレンジしてお届けしました。
6月のしっとりした作品とは打って変わった作品になりました。
その内容はギャラリーサイトにてアップしておりますのでお聴きください!
さて、このアレンジですが構想は全て木村菜緒が考えている。
そして先に自分でギターを弾いて、打ち込み、または生演奏を重ねて行くのでだが、その生演奏の場合に面白いことが起こる。
木村菜緒がミュージシャンに伝えるのがとても面白い!
まず自分に合わないkeyで全力で歌うその歌。
息切れしそうでというか息切れして聴いていたこちらもキツくなる。
そして最も面白いのがイメージを伝える時だ。
今回の「実家は近くの方がいい」は一言。
「まあアタマは12小節のブルースでギターで行くのであとはその雰囲気でどんちゃんどんちゃんって感じ。」
それで伝わるところが怖い。
「風の匂い」に関しては、
「ピアノは場違いのところに入ってしまったって感じでブルージーに。ドラムとベースはあんまりシャッフルにならん程度でテキトーに。」
これで伝わるのも怖い。
そして「可愛がったってな」においては、
「大きな感じにしたいんよ。ちょこちょこしたワルツじゃなしにアコーディオンが入ってなんかフレンチな?それでなんか懐かしさが漂うような?まあアコーディオンがいないからそこはハープ(ハーモニカ)てもいいかな?ギター入れてるからそれに合わせてテキトーに。」
それで出来上がったのがこの「可愛がったってな」だ。
実はこの会話、ベースのShuがこんな感じだったと書いてくれた。
それでShu曰く。
「アイツの言いたいことはなんとかなく分かるけどこちらもテキトーに。」
この〝 おやすみ工房〟のアレンジ作品はこの様にテキトーに作られている。
まあ音楽をよく知ってお互いを知り尽くした仲間だから出来ることなのだろう。
よく考えてみればみんなが信頼し合っているからこういうテキトーな会話で音楽が生まれるのだと思う。
最後に今回もう1曲紹介した「くりひろいにいこう」は菜緒が、
「オレじゃないギター弾くからみんなじゃない感じの爽やかさで!」
で生まれたのがこのアレンジ作品だ。
聴いて見たら分かる。
本当に爽やかだ。
こんなテキトーな言葉から生まれた爽やかな「くりひろいにいこう」だ。
ギャラリーサイトにて公開しています。
テキトーに生まれた作品を聴いてみてください。
おやすみ工房ギャラリーサイト
https://songs.oyasumikobo.com
次回も〝 おやすみ工房〟お聴きください!
戸倉
今回はベースのShuも手伝ってれました。
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