昨夜は〝 おやすみ工房〟をお聴き下さりありがとうございました。
昨夜は応募で届いたワードが2つ、
「雪のあかり」
「初夢」
そしてこよりが、
「雪かき」
そして生まれたセレナーデが、
「これってデジャブ」
今回はこよりの〝 恋愛〟をテーマに生まれたセレナーデ。
さて、お聴きになった方々はどう思われただろう?
これは、木村菜緒、天埜めぐみが関西人だからなのかトークには笑いが宿ってる?
私も関西人だから分かるが、話はおかしくしなければという上方思考?が働いてしまうのが関西人の悲しいところ。
昨夜はこよりが「恋愛」をテーマに曲を書こうとしているのだが、どうもそのような雰囲気が漂っていない。
木村菜緒が話しを茶化す。
天埜めぐみもさりげなく突っ込む。
しかしそれだけではない。
「恋愛」をテーマに書こうとしているこよりにもその雰囲気が無い。
こよりは関西人とは違う真のボケ?
やはり居所の周波数が相当ズレている。
そのズレが二人の関西人のトークに絡むもんだから想像を超えた笑いが起こる。
昨夜の「これってデジャブ」の最初の「スノボ」に行った事がない三人のトーク。
曲の構成は夢と現実をリンクさせるなどよく考えて最後に「雪かき」というワードをさりげなく上手に使って感心させられるのだが、この三人のトークを聞いているとそんな事は全く忘れてしまう。
だからいいのだろう。
深く考えている部分を三人のトークがベールに包む。
〝 おやすみ工房〟はやはり面白い。
さて、昨夜は木村菜緒がワルツ、4分の3拍子で作ると頭から決めていたらしい。
実際には8分の6か。
こういうやり方も考えているのだと感心した。
彼もやはりどこかに的を絞っているようだ。
毎週となればこういうやり方も大切なのだと思う。
そしてこの「これってデジャブ」はまたこれまでに無い曲調となった。
「これってデジャブ」と歌うところは印象的でいい。
シンガーソングライターのサミは聴いてすぐに歌いたいと言ってウクレレを持っていた。
さて、このテリアバークスのスタッフのお話しを少し書くことにする。
オーナーの奥寺氏が昨年の春に東京を見切って長野に移住した。
そこにミュージシャン4人、その他の音楽関係者も含めて大所帯で移住した。
それだけでは無い。
奥寺氏の奥様の店で働いてられた数家族もその後、長野に移住した方々もおられる。
昨年の春から夏にかけてだからとても早い決断だったと思う。
しかし誰一人、移住したことに後悔はしていないのだが、最近になって東京の状況が悪化したことで、東京の親戚、友人などが感染し、大変な状況である事がわかり、こちらのスタッフの人たちも相当気持ちが滅入って来ておられる。
東京に戻るとまで言われる人も。
昨夜はそんなことで夕食後にみんなで話し合った。
そしてここはみんなで今の環境の中、明日を見て頑張って楽しんで生きていこうと話し合った。
なかなかすぐに気持ちを起こすことは出来ないだろうが、やはり現実を見ればそうするしかない。
私も京都から移ってきていろいろ思い悩むこともあったが、今の状況では打つ手が無い。
それより今の環境の中でどれだけ前を見て明るく過ごすかだ。
本当にそれしかない。
そして昨夜の話し合いが終わってからの〝 おやすみ工房〟だった。
昨夜の〝 おやすみ工房〟には救われた。
毎週続けて曲を作っている三人のパワーに元気づけられた。
木村菜緒、天埜めぐみ、こよりも今の環境の中でいろんな事と向き合い、対処しながら〝 おやすみ工房〟をオンエアーしている。
楽しいことばかりでやっていない。
菜緒もレーベルを運営することで私たち以上に大きな問題を抱えて番組を続けている。
そして三人は毎週曲を作り上げている。
これ、誰でも出来ることでは無い。
そして〝 おやすみ工房〟から毎週生まれるセレナーデにテリアバークスのスタッフは活気を与えられている。
ウクレレを楽しむ人も増えて今週はどんな曲が生まれるのだろうと楽しみにしている。
天埜めぐみがそれに応えて丁寧なコード譜など作ってくれる。
それをコピーしてクリアファイルに並べて楽しんでいる人もいる。
〝 おやすみ工房〟でみんなの心が繋がっているように思う。
金曜日の夜22時からの一時間を聴いて、そこから新しい週が始まっているようにも思う。
これは私たちテリアバークスのスタッフのことだが、このコロナ禍、なにかアクセントをつけて暮らさないといけないと心がけているが、私たちにとってはこの〝 おやすみ工房〟が大きなアクセントになっている。
今日は長くなってしまったが、「これってデジャブ」が生まれてまた私たちの新しい一週間が始まった。
戸倉
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