昨夜はおやすみ工房をお聴き下さりありがとうございました。
昨夜は2月を振り返るということで2月の作品をお聴き頂きました。
ギャラリーサイトで改めてじっくりお聴きください!
2月の作品は本当に素晴らしいです!
おやすみ工房ギャラリーサイト
さて、世の中本当に大変なことになっている。
そんな中、京都にいる古い友人と長話しをした。
現実で起きている事が本当なのか?
テレビをみるのも怖い。
何か自分に出来ることは無いのか?
そして最後に自分も含め人間ってのがこんなに嫌になったことはない。
と彼は言っていた。
私も同感だった。
70年近く生きてきてこれ程に不安、不満を持つことはなかったと思う。
上に立つ人間次第でここまで情勢が変わる。
オリンピック、ウクライナへの侵攻、多くの人達が心を痛めている。
そう、痛めている、現在進行形だ。
そこで私は自分を振り返った。
私は二十代はシンガーソングライターとして自分の不満などを歌にして歌っていた。
作った曲も100曲くらいある。
私達の時代?いや、私は今のように物事をスマートに表現する力も無く、ストレートな言葉を並べてギターを持ってガナッていた。
今その歌詞を改めて見ると恥ずかしくなる。
結局私は音楽の裏方で仕事をしてきたのだが、それを選んだのも現実逃避したかったからだ。
私の無力さを思い知らされた結果、選んだ道だったと思っている。
そして古希を目前にして、改めて私自身の無力さを目の前に突き付けられた。
文句はなんとでも言える。
今はそれをネットで発信も出来る。
好き勝手なことを言える。
その現実を見てより不快になり、古希を目前にして現実逃避しようとしている私がいる。
人間は弱いなと思った。
日本もこの夏の参院選を睨んで国ではなく自分達の権力を維持することを第一に考えて演じている「政所の役者」が目につく。
この「政所の役者」という言葉、木村菜緒が作った曲の中の言葉を拝借した。
本当に「政所の役者」だ。
その内木村はこの歌を公開するだろう。
木村もこういう事には敏感で、彼は歌にして憂さ晴らしをしている。
りか(こより)のミニアルバム「シンドローム」に収録されている「白と黒のあいだ」もそうだ。
白と黒のあいだ
この先どうなるのだろう?
コロナも終息した訳ではない。
人はどこを目指して毎日歩んでいるのだろう?
子供に聞かれたら答えられない。
そんな中、おやすみ工房から生まれた「もうすぐ電車が鉄橋を渡る」を聴いて思った。
そう、今は未来の事より目の前の現実をしっかり見ることだと。
もうすぐ鉄橋を渡る電車をしっかり見てみようと。
私のモーニング・ルーティンはなんだろう?
私のコントローラーの操作方法をもう一度確認してみよう。
身近なものから改めて見つめ直してまずは身近な世界でしっかり生きよう。
そこから見えてくるものを改めてしっかり見てみよう。
まずは自分が強く生きれる環境を。
そう!
春ですよ
戸倉
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