今回も〝おやすみ工房〟お聴きくださりありがとうございます。
今回もワードが届きました。
ニックネーム、やえさんから「テレワーク」というワードが届きました!
そして今回は欠席している天埜めぐみから「薪ストーブ」。
こよりが「渋滞」。
この3つのワードでセレナーデが生まれました。
さて、今回のオンエアーも〝おやすみ工房〟がこれから続いて行く上でしっかり足跡を刻んだ内容となった。
まず、ワードを勘違いして捉えたことだ。
「テレワーク」を電話と捉えてしまった!
「テレワーク」の‘ テレ’が電話となってしまったのだろう。
冷静に考えたら分かっていたのだろうが、限られた時間の中で曲を作る作業に追われた結果こうなってしまったのだろう。
これを天埜めぐみがオンエアーの最中に気づいたのだが、木村菜緒も言われて気づいたと言っている。
私は〝おやすみ工房〟にとってこれもあっていいことだと思う。
と言うのは、〝おやすみ工房〟は「人」という大きなテーマを持っていて、最も大切なことはその「人」が作る作品を無修正で届けるということだと考えている。
こよりも天埜めぐみも木村菜緒もこの〝おやすみ工房〟に関しては全く余裕が無い中で取り組んでいる。
木村菜緒ですら、出来たあとホッとすると言っている。
正直なところ出来た曲を振り返る余裕も無いと言っている。
木村菜緒からすれば楽に作っているのかと思っている人もいるかも知れないが、限られた時間なのでシンプルで簡単な曲を作る事はとんでもなく難しいと言っている。
だから出来た瞬間に気が抜けて振り返る余裕も無いと言っている。
だから今回のように「テレワーク」を電話の仕事と捉えてしまった事にも気付かないのだろう。
それほどに集中してやっていることは間違いない。
だから私はこれでもいいと思っている。
そして何よりも良いのが、こういう勘違いを番組のネタにしてしまう。
先週、「流れ星」というワードで木村菜緒がその「流れ星」をお腹の中に流したことによる賛否両論。
天埜めぐみとこよりは応募したみきちゃんを思うと「台無し」と捉えている。
それを隠さず番組で出して、トークの話題にしている。
これがいい。
恐らく今回の「テレワーク」の勘違いネタも来週のオンエアーでは話題になるだろう。
こういう事を隠さずに話題にして重ねていく〝おやすみ工房〟が理想的だ。
そして昨夜は、オンエアーが終わった途端に、「流れ星」を応募して下さった方より改めてワードの応募があった。
そのメールには木村菜緒がお腹の中に流した流れ星が面白いことも書いてあった。
〝おやすみ工房〟はまだまだ狭い範囲での番組だが、徐々に人に聴いて頂いている番組になっている。
さあ、今回生まれたセレナーデは!
これまたなんだ!と思うようなタイトル!
「パンがうなずいた」
これこそなんなんだだ!
今回は最初から12小節のブルースのコード進行と決めてやったことで相当難しかったと木村菜緒は言っていた。
これまでは歌詞を先に作ってそれにメロディーを付けていく。
それも難しいのだが木村菜緒にとってはその方が歌詞に合ったメロディーが付けられるので楽だと言う。
今回はブルースのコード進行なんだけど歌詞の内容は全くブルースでは無い。
薪で焼くパン屋さんの歌。
そこへ雪を降らせたり、店の前の道を渋滞させたり、自慢の食パンを作ったりと店に飾り付けをした所へ「テレワーク!」
またこれもコロナとか何も前ぶれなく突然テレワークを飛び込ませる。
これ、短時間で作ると決められているからこそ出来たことだ。
普通なら理由があって前置きを書いてテレワークを登場させるのだろうが、パン屋さんの歌ならこれもあっていい。
そしてパン屋さんでテレワークと言われてもどうすればいい?
そして問いかけた結果が今回の勘違い、味は電話で伝えられないだ。
最後になって慌てたんだろう。
そして最後に「パンがうなずいた」だ。
パンをうなずかせて強引に曲を終わらせた。
これも〝おやすみ工房〟ならではだ!
こうやって振り返れば今回の「パンがうなずいた」も〝おやすみ工房〟のなくてはならない作品だ。
皆様には歌だけで無く、〝おやすみ工房〟のこういう背景も見て頂けたらと思う。
もう一度言うが、3人はけっこう追い込まれてこの番組をオンエアーしています。
さて、来週から天埜めぐみが戻ってくる。
これで少しは出来た曲を振り返る余裕は生まれるだろう。
天埜めぐみの2回の欠席で〝おやすみ工房〟というものがまたよくわかったようにも思う。
さて、昨夜届いたワードが面白い。
リスナーは〝おやすみ工房〟に対して新たなことを求められているようにも思う。
おもしろくなってきた。
〝おやすみ工房〟、これからもよろしくお願いいたします。
戸倉
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