戸倉です。
今回も〝 おやすみ工房〟お聴きくださりありがとうございました。
今回の3人のワードは、
「かまくら」こより
「ココアが好き」天埜めぐみ
「吠えられた」木村菜緒
この3つのワードが「早くおうちに帰ろう」という曲を生みました。
しかし1人の作家が曲を作るとしてこの3つのワードが出るだろうか?
まず無いだろう。
やはり「おやすみ工房」は面白い。
こよりが犬に吠えられたから「吠えられた」というタイムリーなワード。
そして学校の帰りに犬に吠えられたという光景で始まる「早くおうちに帰ろう」。
確かに昔こういう思い出があった。
私だけではないだろう。
こういう懐かしい光景で始まる「早くおうちに帰ろう」はたくさん雪が積もった学校の帰り道を舞台に描いた曲。
こよりが「かまくら」というワードを出していなかったらこの歌に雪は降らなかっただろう。
そしてこの雪が降ることで天埜めぐみが出した「ココアがすき」というワードが最後にしっくり来た。
よく上手く繋げたと思う。
そしてコードもシンプルな流れで最後に少しひねったメロディーを使ってるがそれがまた面白い。
この曲のキーはGで、最後は先週の「寒いね」で使った3度のBm→5度のDmを使ってる。
先週のコードの流れを今週のセレナーデに取り入れるってのが〝おやすみ工房〟ならではだなと思った。
毎週生まれるセレナーデはこのように何か繋がっているのだと思うとこの「おやすみ工房」がまた面白くなる。
そして「秋なのね」から始まり「やっぱり夕焼け」「くりひろいにいこう」「リモートで行こう」「寒いね」、そして「早くおうちに帰ろう」を聴いてわかるように季節だけでなく、時代に沿ってセレナーデが生まれている。
さあ次の「おやすみ工房」はどんな繋がり方をするのだろう?
楽しみだ。
戸倉
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