2020/11/20、おやすみ工房お聴きくださりありがとうございました。
今回もセレナーデが生まれました。
曲は「大好きなカニ食べに行こう」
応募で届いたワード
「流れ星」 ノッコさん
「カニ解禁」 singsingsing宮崎 みきちゃん
そして天埜めぐみの
「家族」
この三つのワードで出来上がったのが「大好きなカニ食べに行こう」だ!
菜緒(木村菜緒)のウイット感がおやすみ工房で初めて出た曲だった。
実はこの〝 おやすみ工房〟を広げようと私は動いているのだが、この番組の幅広さを見せるために菜緒には今回のようにたまに遊んで欲しかった。
「秋なのね」から始まって前回の「早くおうちに帰ろう」までの6曲の流れだけで行っていたら番組がこじんまりして固まってしまうのではないかと思っていた。
番組を広げようと思ったらそれだけでは使って貰えないのが今の時代。
実際のところ、そういう意見が出ていた。
今の時代、やはり私たち昭和生まれの感性では通用しない。
この〝 おやすみ工房〟は菜緒(木村菜緒)の作品が背景にあるので、けっこう要求されるものがある。
そのひとつが菜緒の独特なウイット感だ。
それを期待している人が多くいるってことだ。
今回はそれが出たので良かった。
最後の「越前裁き」に結びつけるところなんて菜緒しか出来ないだろう。
そしてこの「越前裁き」に早速反響があった。
私の友人でもあり、菜緒の作品を応援してくれている放送作家が聴いてくれていて、
「アイツの頭は柔らかいな。何が生まれるか分からないという期待を抱かせるからいいね。」
と言っていた。
本当に今の時代に物を流通させることは大変だ。
形にはまったものは誰も見向きもしない。
この〝 おやすみ工房〟は菜緒の作品が背景にあるということで異質なもの?も求められているということだ。
そこにベーシックな天埜めぐみ、そしてまた違った存在のこよりの二人が番組に違う景色を見せる。
だから〝 おやすみ工房〟は三人が揃わないといけない。
さて、「大好きなカニ食べに行こう」
だが、なんとオーギュメント(aug)
というブルージーなイントロで始まる。
そして典型的なブルースのバラードの流れで作ったこの曲。
菜緒に聞いたところ、今回は本当に考える余裕が無かったからメロディーは無難に流したと。
確かに菜緒にとってはブルースは無難だろう。
そのブルージーな曲におばあちゃんという存在を入れる。
私たちブルースと言うものを知っている人間からすればこの流れでおばあちゃんが出てくるのがとても面白い。
そして流れ星を流したところがお腹!
流れ星と言えば「見たらなにか良いことある」と菜緒は捉えているのだろう。
だから美味しいものが食べられると思った孫のお腹に流れ星を流したのだろう。
この発想が実に菜緒らしい。
これをどう捉えるかは人それぞれだが、菜緒の作品を背景に見ている人にとっては期待通りだろう。
さて、「おやすみ工房」もこの様に回を重ねて色んな物が見えてくる。
幅広く続けて欲しい。
さて、天埜めぐみが虚血性大腸炎で二週間入院したので今回は寂しい内容でもあったが、早く復帰して欲しい。
遅くとも再来週には大丈夫だろう。
〝 おやすみ工房〟はまだまだ色んな顔が隠れているのでもっと面白くなるのでこれからもお聴きください!
そして皆様もワードで参加してください。
お待ちしております。
テリアバークス 戸倉
コメント