2021/11/19 神無月のころ
つれづれなるまま 神無月のころなど
意味もわからずただ詰め込んだ学生時代
一杯の珈琲にも物語
あの頃の楽しみ
深夜放送、ミルクコーヒー
歳を重ねた今、その意味を味わっている
徒然なるままには まだ早いけど
エスプレッソ片手に
山里の苔の細道に思いを寄せる
それもまた いとおかし
歳を重ねた今、その意味を味わっている
徒然なるままには まだ早いけど
エスプレッソ片手に
天埜めぐみ
2021/11/12 小さな約束
秋の夕暮れ 風が冷たい
あなたに貰った手袋が懐かしい
秋は私に魔法をかける
あなたとの思い出がたくさん
思い出すとココロが暖かくなる
あれから何年経つかな
あなたと交わした最後の約束
とても小さな約束だけど
私にとってそれは唯一の光
ずっと心の奥にしまってるまま
今は別々の道だけと
輝く光に導かれて遠回りしているだけ
そんなふうに願っている
りか
2021/11/05 南国生まれだから
ウクレレは南国育ちだから冬は少しかわいそう
南の風が北風に押されてしばらく冬が続く
だからウクレレに服を着せて
可愛い服を着せてあげて欲しい
アロハを羽織ったウクレレが部屋に南風を運ぶ
常夏の島で育った音色が部屋を温める
歌う歌も常夏の島の歌誰もが知ってる
ウクレレに服を着せたらこんなに暖かくなった
ウクレレを弾いて南国の気分
木村菜緒